変化
ひとってなかなか変わらないんだなー。
変わることをこころから望んで、そのためになにかを犠牲にすれば変われるんだろうけど。
結局、必要なのは覚悟だけだと、知ってはいるのだが。
優先順位わからん。
優先したいものや、優先しなければならないものは知ってるのに、
ぜんぜん優先しなくてよかろうにというものを優先してしまっていたり。
結果論かしら。
つーか、酒を飲むということが、そもそもそうなのかもしれないなあ。
でもわたしは酔っ払うことがすきだし、わたしが酔っ払ってるのを見て楽しんでくれるひとがいるし、
お酒のちからを借りたいことだらけなんだ、生きていくということは。
それがいかんのか……。
あ、今日、わたしは接客業向いてないのかもとおもった、突然。
天職と適職は別で、それがいっしょだとしあわせだよねみたいなよくある話。
でも、「そのやりかたはあなたにしかできないよ」とかって云われると、
どうしたらいいのかわかんない。なんでできないのか、よくわからない。
いま目の前にいるひとに、どうしたら楽しんでもらえるか、どうしたら喜んでもらえるか、
そのためになにをどうしたらいいのか、考えながらやればいいだけなんだけど。
難しいことなんだろうか、それって。うーん。
まあ、ひとにとっては難しくないけどわたしにとっては難しいこともたくさんあるしね。
迷子にならないで目的地に着くとか、部下をちゃんと叱って教育するとか、
できないことはたくさんあって、ひとそれぞれなんだから、しょうがないのはわかる。
でも、接客業ってそもそも、いま目の前にいるひとにうれしいたのしいを提供する仕事だから、
やっぱりそれがないとダメだし、それだけあればいいとおもうんだがなあ。
その気持ちがなくて接客業するって、わたしが家政婦になる、みたいな、向いてなさじゃね？
そもそも違う仕事やったほうがいいよ！ っていう。
で、なんでわたしが接客業向いてないかっていうと、「わたしにしかできないこと」って、
接客業には、往々にして、ネックになったりするんじゃないかしらって、おもったの。
んー、接客業っていうとちょっと違うのかもしれないけど、サービス業？ お店やさん？
わたしは、わたしのやりたいようにやりたいから、店長しかできないとおもうんだけど
（またはわたしのやりたいようにやらせてくれる店長の下でならできるのかもしれないけど、
好きなことをやってなにか不始末とか責任問題みたいなことになったとき、信頼して
くれたひとに無礼なことをしたくないから一番上にいるほうがラクだとおもう）、
じゃあわたしがやるようにみんなやったらいいよ！ っていってもできないって云われるし、
じゃあわたしはわたしでこうするから、みんなも好きにやったらいいよ！ っていっても、
結局わたしのカラーみたいなものが強すぎて、みんなは好きにやれなかったりとか、
店長のやるようにやってみようとおもっても、それって、望むところとか、能力とか、
そもそもがいろいろ違うからちぐはぐになっちゃったり、結局あのひとは好き勝手自由にやってて
ついていけないってなるか、もしくはもうわたしがいなくちゃ破綻するー！ ってなるかじゃん。
そうならないために後継者を育てないといけないんだろうけど、わたしにはできない！
しぶしぶプレゼントしてもらったマネジメントとかたまに開くけど、つまんなくて読めない！
しかもわたしは汚くてちいさくていやらしい人間なので、いま目の前にいるひとが望んでることや、
こういうことしたらもしかしたらもっと喜んでくれるかな、楽しいとおもってくれるかなってことを
したくてたまらなくなってしまって、過剰なサービス？ まあ、深夜までお店を開けていたり、
スキンシップとかに走りがちなので、そういうこともきっと、よくないんだろうなとおもうんだ……。
いまこの瞬間だけドーン！ みたいなのって、いつか破綻するよね。……破綻したしね、ある意味。
いや、過剰なサービスもね、わたしは全然いいけど（いいんかい）、スキンシップなんかは
うれしくないひとだってもちろんいるだろうし、自分にされなくても、見てていやな気持ちに
なるひともいるだろうし、下手にまねされても困るし。しねーか。
つーか犬か猫だとおもってほしい！
わたしが顔をなめたりしても、犬か猫だとおもえばみんな気にならなかろう！
そんな酒臭い動物おらんけど。
わたしは求めて欲しいっていう欲求がすごい強いんだなーって、最近痛感している。
……ん？ 「欲求」って、求めて欲しいって書くんだ！ わ、すげー！ いま気づいた！
実際は「欲したり求めたりすること」って意味なんだろうけど。
「求めて欲しいという欲求」ってすごいな。いやー、すごい、求められたい。いやだなー。
そうだ、わたしの根源的な欲求は、注目されたいとか理想を貫きたいとかでなく、求められたい、なのだ！
なにを書いてるのかわからなくなってきた。
とりあえず、どうなってしまうんだろうこれから、とか考えると、わくわくする気持ちもあるけど、
やっぱり不安で、毎日こわいんだー。勝手にこわいんだ。臆病者だからね。
なにも失いたくないんだ。でもきっと、それではなにも得られないんだ。こまったなあ。
