よみもの近況

ちょっと奥様、2007年刊行の“The Top Ten: Writers Pick Their Favorite Books”から、英米作家が選んだ文学作品ベストテンですって。


1位 『アンナ・カレーニナトルストイ
2位 『ボヴァリー夫人フローベール
3位 『戦争と平和トルストイ
4位 『ロリータ』ナボコフ
5位 『ハックルベリー・フィンの冒険』トゥエイン
6位 『ハムレットシェイクスピア
7位 『偉大なるギャツビーフィッツジェラルド
8位 『失われたときを求めて』プルースト
9位 『チェーホフ小説集』チェーホフ
10位 『ミドルマーチ』ジョージ・エリオット


……やばい! うちにある本が5冊で、うち3冊は未読で、途中でブン投げた本が5冊で、読みきったのは2冊で、つまりぜんぜん読んでない!


読みたい本が鬼クソ(この形容詞すごい好き)(どうでも良い)あって、図書館でどんどん借りちゃうしネットでどんどん買っちゃうしおうちにどんどん積まれてゆくのだけれどぜんぜん読めていない。


あと最近になって判例とか論文のおもしろさがわかってしまって、いよいよ手が着けられない感じになっております。昔は、本イコール小説、でしかなくて、小説以外の本ってなにがあるの? くらいの感じだったんだけど。いや絵本や童話の類は好きなんだけど。


http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/bulletin.html#j
ここすごいよ。ずーっと読んでいられる。柴田元幸せんせいの論文とかちょうおもしろいー。あとインド哲学仏教学研究科下田正弘せんせいの「【随想】わすれられないおくりもの : 江島惠教先生」がすばらしかった。名文すぎる。


あと最近読んだ本。

きみはいい子 (一般書)

きみはいい子 (一般書)

「きみはいい子」中脇初枝
涙なしには読めなかった。旨い。ズルい。
ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ岩井志麻子
こわい! そしてかなしい。胸が縮みこんじゃう。
きいろいゾウ

きいろいゾウ

きいろいゾウ西加奈子
最初のところで断念。なんだろう。魅力薄。
なめらかで熱くて甘苦しくて

なめらかで熱くて甘苦しくて

「なめらかで熱くて甘苦しくて」川上弘美
このひとの描く、もったりした世界観すき。
舟を編む

舟を編む

舟を編む三浦しをん
本屋大賞なの? ぜんぜんわからん。ピンとこず。
忘れられたワルツ

忘れられたワルツ

「忘れられたワルツ」絲山秋子
素晴らしかった。世に出るべき本!
文字の都市―世界の文学・文化の現在10講

文字の都市―世界の文学・文化の現在10講

「文字の都市」柴田元幸
いくつかしか読めてないんだけど面白いー。
ぜんぶ読む。知らない著者多いわ。勉強せねば。
文化の解釈学〈1〉 (岩波現代選書)

文化の解釈学〈1〉 (岩波現代選書)

「文化の解釈学」クリフォード・ギアーツ
文化人類学おもしろい。哲学書めいてる。好み。
実存主義とは何か

実存主義とは何か

実存主義とは何か」J.P.サルトル
おんなし誕生日!(どうでもいい)「存在と無」でくじけたのでリベンジ。


うーんあとなにがあったっけ。忘れた。